カモ

子どもに絵本との素敵な出会いを!加賀市子育て応援ステーションかがっこネットが取り組む親子スマイリーネットについてお話を聞きました。

旧加賀市民病院を活用・整備し、平成2943日にオープンした「かが交流プラザさくら」。1階には、加賀市子育て応援ステーション「かがっこネット」があります。子育てに関する「お問い合わせ」や「困ったなぁ…」の相談など子育て応援パートナー(保健師・保育士・社会福祉士・家庭相談員)がお話をお聞きし、子育て家庭のニーズを把握しながら「妊娠」「出産」「育児」をサポートしていきます。掲示板には、子育てサークルやイベントについてまとめてあり、加賀市で子育てをするための情報をお伝えしています。

かがっこネットでは子どもが遊べるキッズコーナーもあるので親子で立ち寄りやすくなっています。→

かが交流プラザさくらの2階、ふれあいルームで行われている乳幼児健診のうち、4ヶ月半健診では絵本をプレゼントする取り組み、「親子スマイリーネット事業」が行われています。その内容について読み聞かせスタッフのみなさんにお話を伺い、4ヶ月半健診に来られていたお母さんからも感想をいただきました。

加賀市では、親子スマイリーネット事業という、絵本の読み聞かせを通して親子の絆を深める取り組みをされているとお聞きしました。どのような取り組みなのでしょうか?

←読み聞かせしているスタッフです。お気軽に声をかけてください。

スタッフさん1(保育士さん):

はい。平成29年度から新しく始まった取り組みです。母と子の心の絆が大きく育つ大切な乳児期の親子を対象にしています。

人間は人と心の繋がりが生まれることで、自分自身の存在を肯定し、自分は価値のある存在だと実感することに繋がります。幼児期にお母さんと赤ちゃんの間に愛着関係が十分育まれていると、赤ちゃんが大きくなってからも安定した人間関係を築けるということがわかっています。絵本の読み聞かせを通して、赤ちゃんとお母さんとの間に生まれる心の繋がりをより強くしていってほしいという想いが込められています。

注釈:愛着とは、親から無条件に愛されるという実感を基盤に乳児期から親との関係で育まれるもの

対象は、4ヶ月半児健康診を受ける親子が対象なのですね。生まれて間もない4ヶ月半の赤ちゃんに絵本って早くないですか?

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(じゅうたん張りになっている会場は広くてゆったりしてねんねの赤ちゃんも安心)

スタッフさん(司書さん):

そう感じる方もいるかもしれませんが、まだお子さんが自分で選ぶことができない年齢に、絵本が身近にあるということが大事なのです。お母さんが赤ちゃんと一緒の時間を過ごし、愛情を込めて読み聞かせをすることで、赤ちゃんが「自分はとっても大切にされている」ということに気づき、笑顔で喜びを表現してくれますよ。

なるほど。絵本の読み聞かせをしていると、赤ちゃんからも反応ってありますか?

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(赤ちゃんも絵本に興味津々!)

スタッフさん(保育士さん):

あります、あります。4ヶ月半の赤ちゃんも聞いてくれますよ。ごきげんな赤ちゃんは、絵本から目を離さないでじっと見つめてくれます。絵本によっては、自ら手を伸ばし、絵本に触れようとする子も。スタッフも赤ちゃんの反応に合わせて、ゆっくりと、やさしい声で語りかけるようにしています。健診で疲れてしまって、泣いている赤ちゃんや、ちょっと眠い赤ちゃんもいるので、そこは臨機応変に対応していますよ。

数ある絵本の中から、どのような基準で絵本は選ばれているのですか?


待ち時間に絵本の読み聞かせを実際に体験!→

スタッフさん(司書さん):

絵本はたくさんありますが、言葉にリズムがあること、美しい日本語を使っていること、赤ちゃんが反応する色を使っていることを踏まえて、私たち読み聞かせスタッフが話し合って絵本を選んでいます。昔から読まれている絵本と新しく発行されている絵本をバランス良く入れることも大切ですね。

お話くださり、ありがとうございます。では実際に、4ヶ月半健診に来ていたお母さんにもお話をお伺いしました。絵本をプレゼントする「親子スマイリーネット事業」について、どう思いますか?

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(次はどんな果物が出てくるのかな?!)

お母さん1:

親子スマイリーネット事業については、4ヶ月半健診に来て初めて知りました。読み聞かせスタッフのみなさんがとても上手に読み聞かせをしてくれるので、絵本の内容を知っている私でも、引き込まれて聞き入ってしまいました。選べる絵本が9冊もあると迷ってしまうので、スタッフさんがおすすめする絵本を読んで、選ぶときの参考にしました。読み聞かせのポイントだけでなく、ここに置いてない絵本のことも聞けたので、嬉しかったです。

お母さん2:
2人目なので、前にもらった絵本や、家にもたくさん絵本があります。でも、9冊の中から選べるので、まだ持っていない絵本を選ぶことができました。スタッフさんから絵本の内容を説明してもらったり、子どもの性格や上の子のことも考えて、「この絵本がいいかな?!」と提案をしてもらったり、絵本を選ぶ時間が本当に楽しかったです。

お母さん3:

絵本を1冊プレゼントしてくれるなんて、とっても嬉しいです。ここで初めて出会う絵本もあり、自分でも絵本を手に取って、内容を見ながらゆっくり選ぶことができました。まだ子どもが小さいので、本屋さんで絵本を選ぶ時間もあまり作れないので、助かります。子どもが寝てしまったので、帰ってから読み聞かせをするのが楽しみです。

--4ヶ月半健診に来ていたお母さん、ご協力ありがとうございました。

読み聞かせスタッフさんは、保育士さん、司書さんで構成されています。絵本のことだけでなく、子育てでわからないことも親身になって聞いてくれる、心強い存在ですね。親子スマイリーネット事業について、詳しい説明をありがとうございました。

絵本の読み聞かせを通して、親子の絆を深める「親子スマイリーネット事業」。赤ちゃんとその成長に関わる人が、お互いに心を通い合わせ、笑顔になれる「きっかけ」となっていました。

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